画像検査予約について
  1. 「市立御前崎総合病院 外来受診・検査・栄養相談依頼申込書」PDFファイル/Excelファイル)にご記入いただき地域連携室にFax(0537-86-8853)で送信してください。
    *造影剤使用検査、MRIでは身長、体重が必要ですのでご注意ください。
  2. 地域連携室では予約がとれましたら、折り返し「予約通知書」をFaxで返信します。
  3. 「検査予約票」をお渡しください。
    以下のような署名が必要な検査(依頼書)では、署名をしていただいた書類もお渡しください。

    • 造影剤検査の場合は「造影剤に関する説明書・同意書」PDFファイル)、「造影剤に関する問診表」PDFファイル)をご説明いただき、署名されたものを持参させてください。
    • MRI検査では「MRI問診票(単純)」PDFファイル)、「MRI問診票(造影)」PDFファイル)、「MRI問診票(MRCP)」PDFファイル)を検査の説明とともに説明いただき、チェック医師名欄に署名をお願いします。
      *腹部検査、造影剤使用検査の場合は、食事制限の注意をお伝えください。
    • 読影依頼のある場合は「CT・MRI画像 読影依頼書」PDFファイル/Excelファイル)にご記入いただき持参させてください。
  4. 検査当日、受診暦のある方は、「診察券」をご持参の上、総合受付へお越しいただくようお伝えください。職員が各検査室までご案内いたします。
  5. 検査終了後、結果はご希望された媒体(フィルム・CDなど)にてご本人にお渡しいたします。読影依頼の検査では、後日、フィルムあるいはCDとともに読影結果を同封して郵送いたします。
  6. 依頼検査料金は、検査日の翌月10日までに医事課よりご請求いたします。料金のお支払いはご請求月の末日までにお願いいたします。

造影剤使用検査と腎機能障害について

慢性腎機能障害や糖尿病の患者においては、造影剤の使用により腎機能障害が悪化進行することが報告されています。造影剤による腎障害の危険因子として、①200ml以上の造影剤の使用、②血清アルブミン値<3.5g/dl、③糖尿病、④血清Na値<135mEq、⑤血清クレアチニン値>1.5mg/dlが上げられており、複数の危険因子になるほど腎障害のリスクが増すと言われています。高リスクの患者では、検査前後に水分補給点滴が、そして腎障害が進行したケースでは入院治療が必要となるとされています。患者の安全を守るため造影検査依頼時には以下の点につきご配慮をお願い致します。

1)必要であれば血液検査にて危険因子の有無のご確認をお願い致します。

2)高リスクの患者は、内科外来に紹介、検査依頼してください。

3)血清クレアチニン値>2.0mg/dlの患者においては造影剤検査は禁忌ですのでご注意ください。

4)血清クレアチニン値>1.5~2.0mg/dlの患者は、水分補給点滴、使用する造影剤の量を減量させて頂きます。

以上の点につきご配慮よろしくお願い致します。

CT画像提供のご案内 

コンピュータ処理により三次元画像での立体的な表示も可能で、病変の位置や状態の把握が分かりやすく利用いただけます。当院では、体重や病気の種類により造影剤の注入量や注入圧を工夫して行っています。非イオン性造影剤により、造影検査における副作用発現率は著しく減少しましたが皆無ではありません。血管内投与された造影剤は主に尿中に排泄され1時間で約50%、24時間で93~99%といわれています。造影剤検査後は水分を多めに取ることをおすすめします。

CT検査の流れ

  1. 基本的には検査台に仰向けで寝て頂きます。胸・腹部・骨盤の検査を受けられる方で洋服や下着に金属がある場合、検査着に着替えて頂きます。
  2. 撮影が始まると、機械の回転音がします。胸、腹部を撮影する場合は息を止める合図が入ります。
  3. 造影剤を使用する検査もあります。造影剤が体に入ると一時的に体が熱くなりますが、すぐに元に戻りますので特に心配はいりません。ごくまれに気持ちが悪くなる方や、体がかゆくなる方がいますので、そのような場合は早めに声を掛けて下さい。
  4. 検査時間は頭の検査で3分くらい、胸、腹部で8分くらい、造影剤を使う検査では15分くらいを目安として下さい。
腹部血管3D

腹部血管3D

脳血管3D

冠状動脈3D

CT画像解析による内臓脂肪分布計測

CT画像解析による内臓脂肪分布計測

MRI画像提供のご案内

検査時間は内容により異なりますが約15~50分程度です。検査には痛みはありません。撮影中、工事現場にいるような大きな音がしますがヘッドホーンから音楽を流したり、耳栓も用意してありますので申し付けください。検査台に寝ていただき、撮影部位にコイルと呼ばれる機械をセットします。胸や腹部の検査では、息を止めて撮影する場合があります。
又、必要に応じて造影剤を注射する場合があります。検査中は室内に一人きりになりますが、常に技師と連絡が取れ、モニターでも観察していますのでご安心下さい。小さなお子様お一人で検査される場合、ご希望があれば一緒に撮影室に入っていただくことも可能です。

検査前にすること

  • 洋服や下着に金属が付いている場合は、検査着に着替えをして頂く場合があります。
  • 金属類(携帯電話、時計、鍵等)、磁気カード(クレジットカード、キャッシュカード等)を取り外して頂きます。また、補聴器やエレキバン、温カイロなども外して頂きます。
  • 化粧品(特にマスカラ、アイシャドウ)の中には金属を含んでいるものがあり、検査に影響しますので落としておいて下さい。

MRIの注意点

下記の事項にあてはまる方は、検査を受けることが出来ない場合がありますので、事前に担当医や技師にお知らせ下さい。

  • 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
  • 体内に金属がある方(脳動脈クリップ、人工関節、人工内耳、鉄片等)
  • 妊娠中、または妊娠の可能性のある方
  • 閉所恐怖症など、狭い所が苦手な方
  • 刺青、タトゥーが入っている方(金属を含んでいる為、変色や火傷の可能性がある)

MRI画像

脳 T1
脳 T1

脳 T2

脳 DWⅠ

頚椎 T2

腰椎 T2

MRCP

腎臓 T2

子宮 T2

乳房 T2

膝 T1