Q4.卵アレルギーがある場合、ワクチンは接種しない方がいいですか?

A4.卵アレルギーであっても、全身症状あるいはアナフィラキシーショックを起こしたことがなければ接種が可能です。 ワクチンの製造過程においてわずかながら卵由来の成分が残存します。これによる卵アレルギーの副作用がごく まれに起こり得ます。近年は高純度に精製されているのでほとんど問題となりませんが、重篤な卵アレルギーのある方(鶏卵、鶏卵が原材料に含まれている食品類 をアレルギーのために日常的に避けている方)は、 ワクチン接種を勧めず、下記が推奨されます。

インフルエンザワクチンが接種できない場合

1) 発症(発熱)したら、ただちに抗インフルエンザ薬を服用する。

2) 感染者と濃厚接触した場合には、ただちに抗インフルエンザ薬を予防的に服用する。