CT画像提供のご案内 

コンピュータ処理により三次元画像での立体的な表示も可能で、病変の位置や状態の把握が分かりやすく利用いただけます。当院では、体重や病気の種類により造影剤の注入量や注入圧を工夫して行っています。非イオン性造影剤により、造影検査における副作用発現率は著しく減少しましたが皆無ではありません。血管内投与された造影剤は主に尿中に排泄され1時間で約50%、24時間で93~99%といわれています。造影剤検査後は水分を多めに取ることをおすすめします。

CT検査の流れ

  1. 基本的には検査台に仰向けで寝て頂きます。胸・腹部・骨盤の検査を受けられる方で洋服や下着に金属がある場合、検査着に着替えて頂きます。
  2. 撮影が始まると、機械の回転音がします。胸、腹部を撮影する場合は息を止める合図が入ります。
  3. 造影剤を使用する検査もあります。造影剤が体に入ると一時的に体が熱くなりますが、すぐに元に戻りますので特に心配はいりません。ごくまれに気持ちが悪くなる方や、体がかゆくなる方がいますので、そのような場合は早めに声を掛けて下さい。
  4. 検査時間は頭の検査で3分くらい、胸、腹部で8分くらい、造影剤を使う検査では15分くらいを目安として下さい。
腹部血管3D

腹部血管3D

脳血管3D

冠状動脈3D

CT画像解析による内臓脂肪分布計測

CT画像解析による内臓脂肪分布計測