特定健診とは

現在、国民医療費の3割を生活習慣病(成人病)が占めています。そのうち、生活習慣病(成人病)が原因となっている死亡率は6割です。不規則な生活習慣による肥満者が増加傾向にあり、その多くが糖尿病、高血圧、高脂血症の危険因子を併せ持ち、危険因子が重なるほど心疾患や脳血管疾患を発症する危険が増大しています。
そこで、個々の被保険者に対し自主的な健康増進、疾病予防の取り組みを働きかけることが医療保険者の役割として重視され、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した生活習慣病予防のための特定健診、保健指導(※)を実施することが決定されました。
食生活、飲酒、喫煙等さまざまな生活習慣の蓄積による糖尿病、高血圧などの生活習慣病(成人病)を予防するためには、生活習慣そのものの改善が必要で、そのため健康管理、健康増進を目的に生活習慣そのものを改善して、発症を未然に防ぐことが求められています。

※現在、保健指導は当健診センターでは行なっていません。