CT肺がん検診A・B
肺がんは年々増加しており、1998年から、がん死亡率第1位です。
通常肺がん検診は、胸部写真と喀痰細胞診で行っていますが、胸部写真と比べCT検査の方が小さい肺がんが発見できることや肺の見えないところが無いため見落とされる可能性が少ないという理由で、CTが肺がん検診で使われるようになってきました。また、通常の肺CT検査より10分の1程度まで下げた放射線の量で検査をしますので被ばくも少なくてすみます。
コース
肺がん検診A … 問診・診察 + 胸部低線量CT検査
肺がん検診B … 問診・診察 + 喀痰細胞診 + 胸部低線量CT検査
検診をお受けいただきたい方
- すべての年齢(ガイドラインでは50歳以上の人)
- 喫煙係数600以上の人 (喫煙係数=タバコ1日の本数×年数)
- せき、たん、胸痛が一ヶ月以上続いたり、血たんの出るの人
- 重クロム酸、石綿、硫酸ピッチなどを取り扱う業務に従事する人 、または従事したことがある方
- 3親等以内にがん患者がある人
検査方法
CT(コンピュータ断層撮影)装置で胸部の連続した断面像を撮影します。1回(約15秒)息を止めていただくことで、肺全体の撮影が可能です。 検査時間は5分程度です。
注意事項
妊娠中の方や1週間以内にバリウム検査をした方は検査できません。