PMDA医療安全情報No.46改訂版
PMDA医療安全情報No.46改訂版(H27.12.18)(PDFファイル696KB)
血液浄化装置使用時の注意点
- 事例1)血液浄化開始後、抗凝固薬シリンジが正しく装着されていないことに気づき、シリンジポンプからシリンジを取り外したところ、薬液が急速注入されてしまった。
- CHDF施行中に静脈圧上昇アラームが発生し、対処後に治療を再開した。その後、血液ポンプが停止した状態で回路内の血液が分離していることに気づいた。安全に使用するための注意するポイント
- 抗凝固薬の急速注入について
抗凝固薬シリンジをシリンジポンプに適切に装着すること。
血液ポンプ運転中にシリンジポンプからシリンジを取り外す時は、必ず抗凝固薬ラインを鉗子などでクランプすること。 - アラーム発生後の血液ポンプ運転忘れについて
治療を再開した時は、血液ポンプなどが回転していることを確認すること。