各部門のご案内

透析センター

部門紹介

当センターは、腎臓内科医師を中心に、看護師・臨床工学士、薬剤師、管理栄養士といった様々な専門職種によって運営されています。より良く、より安心・安全な治療を皆様にご提供出来る様、スタッフ一同、日々心掛けています。
治療内容としては、血液透析療法を中心とする血液浄化療法を行う他、透析で使用するブラッドアクセス(内シャント)の作成や、PTA(経皮的血管内血管形成術)等のブラッドアクセス(内シャント)のメンテナンスも行っています。
また、フットケアチームを結成して定期的にフットケアをおこなったり、透析液の水質浄化対策を計画的に行う他、長期透析合併症の予防にも力を入れています。

当センターのあゆみ

当センターは、昭和62年の病院開業より遅れること10ヶ月、ベッド数10床で維持血液透析療法を中心とする業務を開始しました。平成2年の病院西館オープンにともない西館1階へ移動し、ベッド数は23床に増床、一時は、月・水・金の午前・午後、および、火・木・土の午前に、合わせて60名を越える維持血液透析患者様の治療を行っておりました。しかしながら、現在、医療崩壊の煽りを受け、月・水・金の午前・午後のみ維持血液透析療法を行っています。

スタッフ紹介

医師 腎臓内科科長 高橋 聡 日本内科学会認定医
看護師 常勤看護師 7名 医療安全管理室兼任看護師長1名・主任1名
非常勤看護師 1名  
臨床工学技士 ME兼任技士 4名 臨床工学科長
兼医療機器安全管理責任者 1名
看護助手 非常勤看護助手 1名  

業務内容

維持透析療法

慢性腎不全の患者様に、月・水・金の午前(9時~14時)と午後(15時~19時30分)、血液透析療法、血液ろ過透析療法、血液透析+吸着療法を行っています。
血液透析の他、腹膜透析療法も行っています。


透析開始風景

注射ダブルチェック

機械室内
当院で使用している血液透析関連機器等は以下のとおりです。
ベッド数 24床
透析装置 東レ社 TR-2001M 13台
日機装社 DCS-27 5台
濾過透析装置 DCG-03 6台
DBG-03 1台
RO水精製装置 三菱レーヨン社 DC-nano 1台
透析液供給装置 ニプロ社 NCS-400N 1台
B粉末溶解装置 NPB-50B 1台

残念ながら透析療法は、腎臓の一部の機能を代行しているに過ぎないため、長期に渡り透析を受けていると、様々な合併症が出現してきます。具体的には、①心臓血管系障害(狭心症・心筋梗塞、脳血管障害等)、②骨関節障害(腎性骨異栄養症、透析アミロイドーシス)、③悪性腫瘍、④感染症が有名です。これらの合併症に対し、定期的な検査や日々の看護・介護により早期発見に努める他、心臓血管障害に対しては、両下肢切断予防のためのフットケア、透析液の水質浄化、体液・電解質コントロールのための栄養療法等の予防にも力を入れています。また、骨関節障害の一つである透析アミロイドーシスに対しては、原因物質であるβ2-マイクログロブリンを吸着するという治療にも力を入れています。
血液透析療法で用いるブラッドアクセスに関し、内シャント設置術や動脈表在化術を施行する他、内シャント狭窄や閉塞に対する、PTA(経皮的血管内血管形成術)や血栓除去術等のブラッドアクセスのメンテナンスもあわせて行っています。

その他の血液浄化療法

当院にはリウマチセンターが併設されていることもあって、悪性関節リウマチに対する治療として顆粒球除去療法も行っており、成果をあげています。皮膚潰瘍を伴う重度の閉塞性動脈硬化症に対してはLDL吸着療法を行い、これも成果をあげています。
急性病変に対する血液浄化療法も積極的に行っており、敗血症ショックに対するエンドトキシン吸着療法や、劇症肝炎・肝性脳症に対する血漿交換療法+緩徐持続的血液ろ過透析療法、ショックを伴う尿毒症や多臓器不全に対する緩徐持続的血液(ろ過)透析療法、腹水貯留に対する腹水濾過濃縮再静注療法等の実績もあります。