一般撮影
胸部・腹部の撮影や、骨折など骨の状態を観察するための撮影を行います。最も汎用的に行われている検査です。
【使用機器】 島津 UD150L-40 FCR VELOCITY 5502 PLUS
X線TV撮影
X線の透視を用いて、リアルタイムな画像を観察しながら検査していきます。 バリウムを使用した胃・大腸の検査を主に行います。 また、内視鏡を併用したERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影) や瘻孔造影などさまざまな部位の検査や治療も行われています。
(株)日立製作所 汎用エックス線透視診断装置CUREVISTA 2台
X線TV撮影の映像は»こちら
CT
最新の320列マルチスライスCT装置を導入しています。 画像を構成するための検出器が前回の64列から320列に進化したことで、より高速で広範囲の撮影が可能となり、短時間で画像を取得できます。さらに、被ばく線量も軽減し、検査時に患者様にかかる負担も軽減されました。3D画像の作成もしやすくなったことで、救急など緊急撮影の場合に、すぐに医師に最適な画像を提供出来るようになりました。また、高画質で多種多様な3D画像が作成でき、手術のシミュレーションや心臓の撮影などへの有効活用ができます。 当院では、通常の胸部CT検査より被ばく量を低減した、CTによる肺検診も施行しています。(詳しくは健診センターまで)
【使用機器】
(株)キャノンメディカルシステムズ
全身用X線CT断層装置 Aquilion ONE /NATURE Edition
乳房撮影
乳房の検査には、適切に撮影された質の高いマンモグラフィ(乳房X線写真)が必要 です。 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会では、精度の高いマンモグラフィ検診の普及、乳がん死亡数低下のために寄与することを目的とし、医師、放射線技師、ならびにマンモグラフィ施設の評価を行うことで、全国規模で統一された認定を行っています。 当院では、認定を受けた有資格技師により撮影された写真を、認定を受けた有資格読影医師による読影を行っており、レベルの高いマンモグラフィを維持しています。 今後も皆様に安心して検査を受けていただくために、撮影装置の精度管理をし、さらなる撮影技術及び診断精度の向上を目指して、日々努力していきたいと考えています。
【使用機器】SIEMENS MAMMOMAT Inspiration
MRI
身体の中に豊富に存在している水(正確には水素原子)の状態を画像化する診断法です。 このため、とても細かい(例えば、内耳を走る顔面神経や聴神経)部位の描写も可能です。この検査は 放射線を使用しないので身体への影響もほとんどなく、骨による影響も受けないため、脊椎の中の脊髄の 観察にも適しています。 また、あらゆる断面の撮影が行える事により、様々な領域の診断においても有用な検査です。
【使用機器】Philips Ingenina 3.0T CX
その他
血管撮影装置
血管に造影剤を流しながら撮影していきます。 動脈瘤や腫瘍の存在を確認したり、狭窄等の血管の形状・状態を評価します。 血管内治療をする事ができます。 心臓の検査では機能の評価も可能です。 心臓カテーテル専用に1台と、頭腹部専用に1台、計2台を一室に設置してあります。【使用機器】TOSHIBA X線循環器診断装置 DFP-2000A
骨密度測定装置
骨粗しょう症の診断やその経過観察に有用な情報をもたらす検査です。 骨塩定量の測定には様々な方法がありますが、当院は骨塩定量法の主流である二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)の装置を使用しています。【使用機器】GE Healthcare PRODIGY
ポータブル撮影装置
動けない、又は動かしてはいけない患者様の撮影機器です。ベットサイドまで行って撮影をします。
【使用機器】
病棟用:(株)日立制作所 移動型エックス線装置Sirius Starmobile tiara airy
手術室用:(株)日立制作所 移動型エックス線装置シリウス130H
外科用イメージ撮影装置
手術室でX線の透視を用いて、骨や神経、血管などを見るために使用する装置です。
【使用機器】可動式Cアームエックス装置Brivo OEC