各部門のご案内

画像診断科

部門紹介

1895年11月8日にレントゲン博士が未知の線「X線」を発見してから百十余年の歴史をかぞえます。それが医療に取り入れられ、現在ではコピューターを駆使した様々な装置が開発され、診断や治療の重要な役割となっています。それと同時に、放射線被ばくによる影響も解明されてきて、低線量化にむけた取り組みもされています。
他院では「放射線科」の名称が多いですが、当院では画像のスペシャリストを目指すということで、開院以来「画像診断科」としてきました。
当院は、撮影した画像はすべてデジタルになっており、各病棟、外来に配信。高精細のモニターで観察するシステムとなっていますから、患者様は撮影終了後、フィルムが出来上がることを待つことなく、外来や病棟に戻れますし、過去の画像も同時に参照できるため比較診断がとてもしやすくなっています。
この完全フィルムレス化は全国的にも珍しく、県内においても当院を含め数箇所のみです。

スタッフ紹介

  • 画像診断科 科長 鈴木久士
  • 他五名

資格取得等

乳がん検診精度管理委員会技術認定 4人
肺がんCT検診技術認定 1人
日本放射線技師会放射線管理士認定 4人
日本放射線技師会放射線機器管理士認定 2人
日本放射線技師会放射線画像管理士認定 1人
日本放射線技師会MRI技能検定 1人

業務内容

一般撮影

胸部・腹部の撮影や、骨折など骨の状態を観察するための撮影を行います。最も汎用的に行われている検査です。
使用装置 島津 UD150L-40   FCR VELOCITY 5502 PLUS

X線TV撮影

X線の透視を用いて、リアルタイムな画像を観察しながら検査していきます。
バリウムを使用した胃・大腸の検査を主に行います。
また、内視鏡を併用したERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影) や瘻孔造影などさまざまな部位の検査や治療も行われています。
島津 UD150L-40

X線TV撮影の映像は»こちら

CT

最新のマルチスライスCT装置を導入しています。
画像を構成するための検出器が従来の1列から64列に進化したことで高速撮影が可能となり、短時間で広範囲の画像を取得できるようになりました。
それに伴い、従来では困難とされていた心臓の撮影も可能となっています。
また当院では、通常の検査より被ばく量を1/10にした、肺の検診CTも施行しています。(詳しくは健診センターまで
TOSHIBA 64列マルチスライスCT装置 Aquilion 64

CT動画はこちら » 動画1動画2動画3動画4

乳房撮影

乳房の検査には、適切に撮影された質の高いマンモグラフィ(乳房X線写真)が必要
です。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会では、精度の高いマンモグラフィ検診の普及、乳がん死亡数低下のために寄与することを目的とし、医師、放射線技師、ならびにマンモグラフィ施設の評価を行うことで、全国規模で統一された認定を行っています。
当院では、認定を受けた有資格技師により撮影された写真を、認定を受けた有資格読影医師による読影を行っており、レベルの高いマンモグラフィを維持しています。
今後も皆様に安心して検査を受けていただくために、撮影装置の精度管理をし、さらなる撮影技術及び診断精度の向上を目指して、日々努力していきたいと考えています。
GE Healthcare SENOGRAPHE DMR+

MRI

身体の中に豊富に存在している水(正確には水素原子)の状態を画像化する診断法です。このため、とても細かい(例えば、内耳を走る顔面神経や聴神経)部位の描写も可能です。この検査は放射線を使用しないので身体への影響もほとんどなく、骨による影響も受けないため、脊椎の中の脊髄の観察にも適しています。
また、あらゆる断面の撮影が行える事により、様々な領域の診断においても有用な検査です。
GE Healthcare Signa 1.5T TwinSpeed

MRIの動画はこちら » 動画1動画2

その他

血管撮影装置

血管に造影剤を流しながら撮影していきます。
動脈瘤や腫瘍の存在を確認したり、狭窄等の血管の形状・状態を評価します。
血管内治療をする事ができます。
心臓の検査では機能の評価も可能です。
心臓カテーテル専用に1台と、頭腹部専用に1台、計2台を一室に設置してあります。
使用装置 TOSHIBA X線循環器診断装置 DFP-2000A

骨密度測定装置

骨粗しょう症の診断やその経過観察に有用な情報をもたらす検査です。
骨塩定量の測定には様々な方法がありますが、当院は骨塩定量法の主流である二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)の装置を使用しています。
使用装置 GE Healthcare PRODIGY

ポータブル撮影装置

動けない、又は動かしてはいけない患者様の撮影機器です。ベットサイドまで行って撮影をします。
使用装置 HITACHI Sirius star Mobile
病棟用、手術室用の2台です。

肺がんCT認定技師とは

肺がんCT検診認定技師とは、肺がん死の増加に伴い,低線量肺がんCT検診(以下CT検診)の受診者数の増加とそのニーズに応じて国民がいつ、どこの施設でも,安全で精度の高いCT検診を受けることができる体制の構築が求められています。この課題に対してCT検診認定制度合同検討会(関係6学会、日本肺癌学会、日本呼吸器外科学会、日本呼吸器学会、日本医学放射線学会、日本放射線技術学会、日本CT検診学会で構成)において,肺がんCT検診認定医と肺がんCT検診認定技師制度が検討されてきました。肺がんCT検診認定技師の業務とは診療放射線技師が専門的なトレーニングと認定試験を受けることで,CT検診における被曝低減と最適スキャン条件の設定、装置の安全管理に関する技術を身に付け,また検診CT画像に対して異常所見の検出を行うことで読影医の支援を行うことにあります。今後も、皆様が安心してCT検査を受診できるように努めてまいります。

肺がんCT認定ポスター

肺がんCT検診認定証

マンモグラフィ認定技師とは

マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が開催する読影試験のほかにマンモグラフィの基礎・撮影技術・品質管理・撮影機器についての筆記試験に合格し、5年ごとの認定更新のための試験と講習を終了しなければならない。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の構成は、日本乳癌検診学会が中心となり、関連6学会(日本乳癌検診学会、日本乳癌学会、日本産婦人科学会、日本医学放射線学会、日本放射線技術学会、日本医学物理学会)から推薦された委員より成り立っています。医師・技師に対して診断精度を一定に保つための教育研修を目的にマンモグラフィ講習会を開催しています。
今後も、皆様が安心してマンモグラフィ検査を受診できるように努めてまいります。

マンモグラフィ認定ポスター

マンモグラフィ認定証

救急撮影認定技師とは

日本救急撮影技師認定機構は,日本救急医学会、日本臨床救急医学会、日本医学放射線学会、、日本放射線技術学会、日本放射線技師会、より構成され、統一した基準の下に救急放射線診療に関わる技術者の認定を行い、地域や時間を問わず実施される救急診療において、安定して最適な画像情報を提供し、かつ安全性を担保する知識・技術を普及させることによって国民の保健衛生の向上と、社会の発展に寄与することを目的とします。

救急撮影認定技師の役割は、救急診療における画像診断機器、および関連器具等の品質管理を行い、救急医療を行うチームの中で、放射線診療の専門的な知識と技術を高め普及し、円滑に業務が遂行されるように努めることであります。

今後も、救急撮影認定技師の役割を実践できるように努めてまいります。

救急撮影認定ポスター

救急撮影認定証