お酒の適量とは

3月、4月は別れと出会いの季節です。職場で歓送迎会が多く開かれるのではないでしょうか?ただ、この時期血液検査をすると、値が悪い方がいます。おそらく、お酒や外食の機会が増えることも一因なのかと思われます。

今回は、お酒との付き合い方について書きたいと思います。

アルコールを飲みすぎると、肝臓で中性脂肪が過剰につくられます。中性脂肪は、アルコールの摂取や糖質の過剰摂取で上昇します。

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だからといって、お酒の席を毎回断るわけにもいきませんよね?そのためまずは、お酒の一日の目安量を知りましょう。そして、宴会の序盤のペースをなるべくおとし、飲みすぎないように調整します。後半は、周囲も酔ってくるのでのんびり自分のペースを守りやすくなります。まずは、序盤戦がカギです。

お酒の適量は人それぞれですが、右表の適量がだいたいの目安となっています。抗酸化作用のあるポリフェノールの含まれる赤ワインが、同じ量飲むのであれば、よいかもしれません。お酒は、自分にとっての適量でおさまれば、様々な効用があり「百薬の長」になりますが、過ぎれば害になってしまいます。特に、血糖値や中性脂肪の数値に異常がある方や、持病のある方は医師の指示を守り、休肝日をもうけるなど注意が必要です。

一日のお酒  の目安量
 種類  適量
 ビール  500ml(中瓶1本)
 日本酒 1合
 焼酎  0.6合
 ワイン 200ml
 ウイスキー  50ml(シングル2杯)