血液検査について 血液の働き 血液の主な働きは以下があります。 ①酸素や栄養分、老廃物を運搬する働き ②外からの進入してきた菌やウイルスを防衛する免疫の働き ③熱や酸・アルカリを調整する働き これらの働きが十分に発揮できるよう、血液中に含まれる成分たちが一生懸命働いています。 血液の主成分というと「赤血球」「白血球」「血小板」などがありますが、これらは全体の45%程度です。残りの成分が血漿と呼ばれる黄色い液体となります。 当院検査科ではこの血液成分の数や量、形態を検査分析し、病気の診断や治療に役立つデータを日々 提供しています。 今回は、主成分の1つである赤血球についてお話します。