どうして塩分の摂り過ぎはいけないの?
どうして塩分の摂り過ぎはいけないの?
塩分の摂り過ぎは高血圧を引き起こし、高血圧が続くと、心臓病や脳卒中などの原因になります。
静岡県の健康寿命は全国トップクラスですが、一方で、本県の脳血管疾患の死亡率が全国平均よりも多いという健康課題を抱えています。
脳血管疾患対策の1つとして、高血圧の予防が効果的で、そのためには減塩が必要です。
塩分摂取の目標量は?
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準2015」では、高血圧の予防の観点から、成人1日当たりの食塩摂取量の目標を男性8ℊ未満、女性7ℊ未満となっています。
高血圧患者の場合 6ℊ未満 (日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014)
「平成25年県民健康基礎調査」(下表)によると、静岡県民の平均食塩摂取量は、男性10.1ℊ、女性8.6ℊです。どの世代も目標量を上回っています。
そこで静岡県では、5年で5%の減塩を目指す、「減塩55プログラム」に取組んでいます。
あなたも今日から減塩ゴーゴー!
出典:静岡県健康福祉部健康増進課HP